ローマ人への手紙9:1-3, コリント人への手紙Ⅱ7:10, コロサイ人への手紙4:3, テモテへの手紙Ⅱ4:17, ピリピ人への手紙2:16-17

旧約聖書では, ペルシャに来たネヘミアヘミアは, イスラエルの男性から, 捕らえられずにイスラエルに残った人々についてのニュースを聞いたとき, 何日も泣きました。(ネヘミヤ 記1:2-5)

ネヘミヤ 記1:2 わが兄弟の一人なるハナニ數人の者とともにユダより來りしかば我俘虜人の遺餘なる夫の逃れかへりしユダヤ人の事およびヱルサレムの事を問たづねしに
3 彼ら我に言けるは俘虜人の遺餘なる夫の州内の民は大なる患難に遭ひ凌辱に遭ふ又ヱルサレムの石垣は打崩され其門は火に焚たりと
4 我この言を聞坐りて泣き數日の間哀しみ斷食し天の神に祈りて言ふ
5 天の神ヱホバ大なる畏るべき神己を愛し己の誡命を守る者にむかひて契約を保ち恩惠を施こしたまふ者よ

旧約聖書では, ネヘミアヘミアはArtaxerxes King Artaxerxesに, 彼の国家の荒廃, イスラエルに悩まされていると語った。(ネヘミヤ 記2:1-3)

ネヘミヤ 記2:1 茲にアルタシヤスタ王の二十年ニサンの月王の前に酒のいでし時我酒をつぎて王にたてまつれり我は今まで王の前にて憂色を帶しこと有ざりき
2 王われに言けるは汝は疾病も有ざるに何とて面に憂色を帶るや是他ならず心に憂ふる所あるなりと是において我甚だ大に懼れたりしが
3 遂に王に奏して曰ふ願くは王長壽かれ我が先祖の墓の地たるその邑は荒蕪その門は火にて焚たれば我いかで顔に憂色を帶ざるを得んやと

パウロは, たとえ彼がキリストから断ち切られたとしても, 彼の人々が救われることを望んでいました。(ローマ人への手紙9:1-3)

ローマ人への手紙9:1 我キリストに在りて眞をいひ虚僞を言はず、
2 我に大なる憂あることと心に絶えざる痛あることとを、我が良心も聖 靈によりて證す。
3 もし我が兄弟わが骨肉の爲にならんには、我みづから詛はれてキリストに棄てらるるも亦ねがふ所なり。

パウロは, 神が伝道者の書の扉を開き, イエスがイスラエル人と異邦人にとってキリストであることを彼らに知らせるように祈りました。(コロサイ人への手紙4:3, テモテへの手紙Ⅱ4:17, ピリピ人への手紙2:16-17)

コロサイ人への手紙4:3 また我らの爲にも祈りて、神の我らに御言を傳ふる門をひらき、我等をしてキリストの奧義を語らしめ、

テモテへの手紙Ⅱ4:17 されど主われと偕に在して我を強めたまへり。これ我によりて宣教の全うせられ、凡ての異邦人のこれを聞かん爲なり。而して我は獅子の口より救ひ出されたり。

ピリピ人への手紙2:16 かくて我が走りしところ勞せしところ空しからず、キリストの日にわれ誇ることを得ん。
17 さらば汝らの信仰の供物と祭とに加へて、我が血を灌ぐとも我は喜ばん、なんぢら衆と共に喜ばん。

神の意志に続く悲しみは, 世界の福音宣教に対する悲しみです。(コリント7:10)

コリント人への手紙Ⅱ7:10 それ神にしたがふ憂は、悔なきの救を得るの悔改を生じ、世の憂は死を生ず。