へブル人への手紙13:11-12, へブル人への手紙10:14

旧約聖書では, 司祭は雄牛の頭に手を置いて雄牛を殺し, それを神への罪として捧げました。(レビ記4:4-12)

レビ記4:4 即ちその牡犢を集會の幕屋の門に牽きたりてヱホバの前にいたりその牡犢の首に手を按きその牡犢をヱホバの前に宰るべし
5 かくて膏そそがれし祭司その牡犢の血をとりてこれを集會の幕屋にたづさへ入り
6 而して祭司指をその血にひたしてヱホバの前聖所の障蔽の幕の前にその血を七次そそぐべし
7 祭司またその血をとりてヱホバの前にて集會の幕屋にある馨香の壇の角にこれを塗べしその牡犢の血は凡てこれを集會の幕屋の門にある燔祭の壇の底下に灌べし
8 またその牡犢の脂をことごとく取て罪祭に用ふべし即ち臓腑を裹むところの油と臓腑の上の一切の脂
9 および兩箇の腎と其上の脂の腰の兩傍にある者ならびに肝の上の網膜の腎の上に達る者を取べし
10 之を取には酬恩祭の犠牲の牛より取が如くすべし而して祭司これを燔祭の壇の上に焚べし
11 その牡犢の皮とその一切の肉およびその首と脛と臓腑と糞等
12 凡てその牡犢はこれを營の外に携へいだして灰を棄る場なる清淨處にいたり火をもてこれを薪柴の上に焚べし即ち是は灰棄處に焚べきなり

イエスは私たちを救うために神に捧げる罪として死にました。(へブル人への手紙13:11-12, へブル人への手紙10:14)

へブル人への手紙13:11 大 祭司、罪のために活物の血を携へて至 聖所に入り、その活物の體は陣營の外にて燒かるるなり。
12 この故にイエスも己が血をもて民を潔めんが爲に、門の外にて苦難を受け給へり。

へブル人への手紙10:14 そは潔めらるる者を一つの供物にて限りなく全うし給ふなり。