ローマ人への手紙4:6-9, 詩篇32:1, ヨハネの福音書8:56, 創世記22:18, ガラテヤ人への手紙3:16

アブラハムは, 彼が割礼を受ける前に来るキリストへの信仰によって正当化されました。(ローマ人への手紙4:1-3, ローマ人への手紙4:6-9, 詩篇32:1)

ローマ人への手紙4:1 さらば我らの先祖アブラハムは肉につきて何を得たりと言はんか。
2 アブラハム若し行爲によりて義とせられたらんには誇るべき所あり、然れど神の前には有ることなし。
3 聖書に何と云へるか『アブラハム神を信ず、その信仰を義と認められたり』と。

ローマ人への手紙4:6 ダビデもまた行爲なくして神に義と認めらるる人の幸福につきて斯く云へり。曰く、
7 『不法を免され、罪を蔽はれたる者は幸福なるかな、
8 主が罪を認め給はぬ人は幸福なるかな』
9 されば此の幸福はただ割禮ある者にのみあるか、また割禮なき者にもあるか、我らは言ふ『アブラハムはその信仰を義と認められたり』と。

詩篇32:1 その愆をゆるされその罪をおほはれしものは福ひなり

アブラハムは, 神が約束したアブラハムの種であるキリストの到来を信じて喜びました。(ヨハネの福音書8:56, 創世記22:18, ガラテヤ人への手紙3:16)

ヨハネの福音書8:56 汝らの父アブラハムは、我が日を見んとて樂しみ且これを見て喜べり』

創世記22:18 又汝の子孫によりて天下の民皆福祉を得べし汝わが言に遵ひたるによりてなりと

ガラテヤ人への手紙3:16 かの約束はアブラハムと其の裔とに與へ給ひし者なり。多くの者を指すごとく『裔々に』とは云はず、一人を指すごとく『なんぢの裔に』と云へり、これ即ちキリストなり。