938.永遠の司祭としてのキリスト(サムエル記Ⅰ2:35)
へブル人への手紙2:17, へブル人への手紙3:1, へブル人への手紙4:14, へブル人への手紙5:5, へブル人への手紙7:27-28, へブル人への手紙10:8-14 旧約聖書では, 神はサミュエルをイスラエルの人々のために忠実な司祭に任命しました。(サムエル記Ⅰ2:35) サムエル記Ⅰ2:35 我はわがために忠信なる祭司をおこさん其人わが心とわが意にしたがひておこなはんわれその家をかたうせんかれわが膏そそぎし者のまへに恒にあゆむべし 神は私たちの罪を許すために, 忠実で永遠の大祭司イエスを私たちに送ってくれました。(へブル人への手紙2:17, へブル人への手紙3:1, へブル人への手紙4:14, へブル人への手紙5:5) へブル人への手紙2:17 この故に神の事につきて憐憫ある忠實なる大 祭司となりて、民の罪を贖はんために、凡ての事において兄弟の如くなり給ひしは宜なり。 へブル人への手紙3:1 されば共に天の召を蒙れる聖なる兄弟よ、我らが言ひあらはす信仰の使徒たり大 祭司たるイエスを思ひ見よ。 へブル人への手紙4:14 我等には、もろもろの天を通り給ひし偉なる大 祭司、神の子イエスあり。然れば我らが言ひあらはす信仰を堅く保つべし。 へブル人への手紙5:5 斯くの如くキリストも己を崇めて自ら大 祭司となり給はず。之に向ひて『なんじは我が子なり、われ今日なんじを生めり』と語り給ひし者、これを立てたり。 イエスは, 私たちが永遠に完成するように, すべての人のために一度神に自分自身を捧げました。(へブル人への手紙7:27-28, へブル人への手紙10:8-14) へブル人への手紙7:27 他の大 祭司のごとく先づ己の罪のため、次に民の罪のために日々 犧牲を献ぐるを要し給はず、その一たび己を献げて之を成し給ひたればなり。 28 律法は弱みある人々を立てて大 祭司とすれども、律法の後なる誓の御言は、永遠に全うせられ給へる御子を大 祭司となせり。 へブル人への手紙10:8 先には『汝いけにへと供物と燔祭と罪祭と(即ち律法に循ひて献ぐる物)を欲せず、また悦ばず』と言ひ、 9 後に『視よ、我なんぢの御意を行はんとて來る』と言ひ給へり。その後なる者を立てん爲に、その先なる者を除き給ふなり。 10 この御意に適ひてイエス・キリストの體の一たび献げられしに由りて我らは潔められたり。 11 すべての祭司は日毎に立ちて事へ、いつまでも罪を除くこと能はぬ同じ犧牲をしばしば献ぐ。 12 然れどキリストは罪のために一つの犧牲を献げて限りなく神の右に坐し、 13 斯くて己が仇の己が足臺とせられん時を待ちたまふ。 14 そは潔めらるる者を一つの供物にて限りなく全うし給ふなり。